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TOTOのご案内
日本で初めて国産の水洗腰掛け便器を開発したのは、TOTO株式会社設立者の大倉和親とその父の孫兵衛でした。ただ開発された1914年当時は時代が追い付いておらず、高級ホテルや帝国議会議事堂、裕福な家庭等には取り付けられてはいたものの、一般には水洗腰掛け便器自体の普及は勿論、下水管等の設備自体の普及率が低く、庶民が実用できる様な状況ではありませんでした。しかし諦めることなく、食器事業で経営を支えながら衛生陶器の研究開発を続けました。水洗腰掛け便器を開発してから40年以上経った頃に、ようやく下水設備が整っていき、一般家庭にも広まっていきました。水洗式便所のWikipediaには、TOTOのウォシュレット一体型便器の画像が使われる程、水洗業界の代表企業なのです。