CVケーブル

CVケーブルは、電力用のケーブルとして高い需要を誇り信頼がおかれています。導体の周囲に絶縁体がかこっていること、ビニルシースなどを使った独自の構造をしています。架橋ポリエチレンを材料として使用しているのも特徴です。もともと電流のなかを流れている熱に対して耐久性に問題があったため、入手しやすい材料ではあるものの使いにくいと考えられていました。そのため、架橋ポリエチレンにすることで、熱に弱い問題を解消しています。最高温度90度まで対応できるため、容量を大きくしても問題なし。CV-2C、CV-3C、CV-4Cなどの種類もあるため、ケーブルの隙間を介在物でまとめて使われます。線間短絡事故などのリスクも少なく安心して使用できるのも特徴です。コスト的にもそこまで大きな違いはありません。