水回り創造企業といえば「KVK」です。水栓金具や、水栓の部品、蛇口などを生産している会社です。岐阜県の加茂郡に本社を構えており1939年に創業した老舗です。一般的なシングルレバーの混合栓になると、シンプルで使い勝手の良さもありますが、誤操作してしまうときも出てきます。レバーの中心部を操作してしまい給湯器が無駄に作動してしまう心配もありました。従来品のシングルレバーは、水とお湯の混合で出している特徴もあるので、節電とはいえません。ちょっと水で手を流したいときにも無駄になってしまうことがあります。
こうした問題を解消しようと考えられたのがKVKのeレバー水栓です。従来型と違うのが、中央では水が出る仕様にしたことです。水とお湯を切り替えるときにクリック感を設けたことで区別しやすく、意識が向くように作られています。プラスの機能として水を出すときに使える適量の位置でクリック感を作ったことで、操作性を向上させました。無駄なエネルギーをかけずに使える水栓として評価されています。