日本の家庭にシャワーが普及し始めたのは、TOTO株式会社が住宅用のシャワー金具を販売した昭和53年頃からでした。それまでは、台所とお風呂の給湯器が別になっているのが一般的であり、お湯を好きな様に使うことが羨望されていました。初めはホテルにお湯と水を同時に扱える混合栓の技術が用いられましたが、この技術は家庭用には適しませんでした。家庭はホテルと違い、給湯器を経由した後の水とお湯の水圧に差が生まれてしまったのです。そこでTOTOが低水圧でも問題なく使用でき、放出される水量も満足に確保されたHSシリーズというシャワーを開発しました。シャワーとカランを自由に切り替えられる一時止水機能付き2バブル式水洗によって、家庭でその望みが叶ったのです。
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