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分電盤・電路機器の歴史

住宅分電盤が誕生したのは1960年頃の話です。プラグヒューズを鉄の箱に組み込んだものが世の中に出始めたといわれています。カットアウトスイッチ搭載の住宅分電盤は、過電流保護器としての機能を搭載。電流制限機能付きブレーカー搭載住宅分電盤は、ノーヒューズ化の動向に合わせて考えられたそうです。その後1965年頃に、一般家庭用のサーキットブレーカーであるバイメタル式の安価な「安全ブレーカー」を搭載したものが登場し広がっていきます。

1971年には「漏電遮断器の設置義務」が、電気設備の技術基準に規定されました。感電保護用高速・高感度の漏電保護機能付きの漏電ブレーカーが一気に広まっていきます。2004年には、工業会によって高性能・高機能住宅用分電盤認定制度が始まり、2014年にはHEMS対応住宅分電盤など、時代とともに進化し続けています。

電気を見える化し透明性の高いものにしたこと、日々の暮らしを快適にするための分電盤に変わっています。電気の省エネ技術も進んでおり電力センサー無しで使えるものも増えています。